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エルサルバドル産プレミアムコーヒー(2022.5)
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今月は、エルサルバドル産のコーヒー豆です!
エルサルバドルでは、国花に「コーヒーノキ」が選ばれるほど、コーヒーは国民から愛され、国全体で栽培に力を入れています。
コーヒーの生産は、農業生産の約30%を占め、輸出総額は約50%と国を支える産業にまで発展しました。
そんなエルサルバドルで1888年から約130年続く伝統のある農園のコーヒーが入荷しました!
相続により2005年以降は、4代目のホセ ギジェルモ アルバレス氏に引き継がれ運営されています。
この農園がある、サンタアナ アパネカ ラマテペックは、エルサルバドルの中でも良質なコーヒーの生産地として知られています。
「マラカラ農園」では、伝統を守り続け、農園で働く人を家族のように大切にしてます。
作業工程の中でも、ピッキング(コーヒーの実の選別)をとても重要視していて、せっかく収穫しても熟していない実が混じっていると味の質が悪くなってしまうため、ピッカー(実を収穫する人)の教育に力をいれています。彼らによってさらに再選別が行われます。
(←2度の選別作業には、人と時間と手間がかかりますが、そこを惜しまないところに、コーヒーに対する思いが感じられますね。)
さらに、農園内には、学校と診療所があり、教育や健康への配慮がされ、さらに食事のサポートまで農園で働く人々のケアもしています。
農園主は、働きやすい良い環境と良い報酬を用意し、ここで働く人々は、その期待に応えようと一生懸命働くという素敵な関係ができています。
また、ピッキングだけでなく、シェードツリー(日除け用の木)のメンテナンス、適した肥料、病害虫対策…
どれかひとつでも欠ければ良いコーヒーはできないとの考えのもと栽培には細心の注意が払われています。
近年では、農園内をデジタルマップを用いたアプリの活用が行われるようになりました。
区画ごとに土壌・木・葉の状態を管理し、分析することで、
適した栄養素の肥料を効率よく散布し、高品質な豆を生産できるように努めています。
このプレミアムコーヒーは、ブルボン種なのですが、他の品種に比べて1度に収穫できる量は多いけれど、収穫が2年に1回しかできないそうです。またこの種類は、病気にかかりやすく育てにくいため、最近では取り扱う農園は減少しているみたいです。
そんな病気に弱く、繊細なブルボン種を栽培するため、上記のような細心の注意を払う必要があるのがよくわかりますね。
酸味が少なく、やわらかな甘みが広がり、コーヒー特有の苦味や酸味が苦手な方でも、スッキリ飲める味わいになっています。