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コスタリカ産プレミアムコーヒー(2022.9)
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今月は、コスタリカ産のコーヒーです!
コスタリカは、スペイン語で「豊かな海」を意味し、自然豊かで国土の1/4が国立公園や自然保護地区に指定されているほどの自然大国で、様々な面から環境に配慮された国です。
コーヒー産業においては、中央アメリカ(中米)で最初にコーヒーの栽培を始め、近隣国のニカラグア、エルサルバドル、グァテマラへと生産技術が広まっていきました。
コーヒー豆の名産地であるタラス地区にある「ドンオスカル農園」は、ソリス一家が生産しており、ハニーコーヒーを生産することで知られています。※ハニーコーヒーとは、「ハニープロセス」と呼ばれる精製方法で生産されたコーヒーを指します。
この農園は、2013年にマイクロミル「小規模精製所」を設営し、農園内の土壌を分析し、環境を整えたことで小粒でも凝縮された実を栽培できるようになりました。
コーヒー豆の精製方法には、「ナチュラルプロセス」 「ウォッシュドプロセス」が一般的で、その2種類の間の精製方法を取ったのが、「ハニープロセス」です。
コスタリカでは主流の精製方法になっており、他の方法よりも、果実感があり、甘みやコクが増す味わいが特長です。
かんたんに説明すると…
・ナチュラルプロセス…収穫したコーヒーの実をそのまま天日干しで乾燥させ、そのあと中の豆だけを取りのぞく方法(果実をそのまま感じられる味わい)
・ウォッシュドプロセス…収穫後、中の豆を取り出してから水につけて洗い乾燥させる方法(スッキリとした味わい)
・ハニープロセス…収穫後、ミューシレージと呼ばれる豆の周りについた粘着質を残した状態で乾燥させる(果実感+甘みが感じられる味わい)
さらにコスタリカでは、豆の周りについたネバネバした果肉(ミューシレージ))の残し具合によって、4段階に分けられています。
▼ブラックハニー 果肉をほとんど残して乾燥(ナチュラルに近い)
▼レッドハニー 70%以上残して乾燥
▼イエローハニー 50%程度残して乾燥
▼ホワイトハニー 10%程度残して乾燥(ウォッシュドに近い)
このミューシレージを残した方法は、ネバネバした部分がくっついてしまうため、乾燥させるのに時間と手間がかかります。
乾燥させたあとの生豆の色合いで名前が決められていて、果肉を多く残す方が甘みが強く残ります。
今月のプレミアムコーヒーは、
ホットコーヒーでは、酸味と苦味のバランスが良く飲みやすく、アイスコーヒーでは、酸味が強く感じられました。
味の感じ方には個人差があるため、気になった方はぜひ一度お試し下さい。