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ブラジル産プレミアムコーヒー(2022.11)

ブラジル産プレミアムコーヒー

★ご購入はこちらから↓

11月のプレミアムコーヒー商品購入ページ!

※在庫に限りがあるため、なくなり次第販売終了となります。





今月は、ブラジル産のコーヒーです!
ブラジルは、世界最大のコーヒー生産国で国土の大部分がコーヒーの生産に適したエリアであるコーヒーベルトに位置しています。
レクレイオ農園は、ブラジル南東部のサンパウロ州にある農園で、豊かな土壌、穏やかな気候、1100~1250㎜の標高、日照の良さが熟度の高いコーヒーチェリーを栽培するのに完璧な環境が整っています。


「ファゼンダ」とは、ポルトガル語で「農場」のことで、大規模な農場とその周辺の私有地全体を指します。
この農場の中に「レクレイオ農園」があり、その他の農園や、労働者の住宅が68棟、サッカー場や教会、病院、コンピュータールームも併設されています。


【レクレイオ農園】は、1890年の創業からコーヒーの栽培を続け、現在では5代目がオーナーです。
そしてその息子たちが農園の管理を行っています。
正規雇用の労働者が45名、短期労働者が100名在籍しており、5月から始まり9月頃までにチェリーの収穫作業が行われます。完熟したコーヒーチェリーは、手作業により布の上にしごき落とす方法で収穫が行われます。


このレクレイオ農園で栽培された今月のコーヒーは、「ブルボン種」といわれる品種で、2年に1回の収穫(隔年収穫)で収穫量が少なく、さらに気候の変化に弱いため木が病気になりやすい品種です。
このような理由から栽培するのが難しいため、最近では生産量が減ってしまっています。
でも、この農園では恵まれた環境と徹底した管理と働く人々の丁寧な作業により良質な豆が栽培されています。


そして、このブルボン種の中でも特に希少とされているのがイエローブルボンです。
【イエローブルボン(アマレロともいう)】とは、ほとんどの品種は完熟すると赤くなるチェリーですが、完熟すると黄色くなります。赤い実よりも甘さが際立つ品種です。
1本の木からとれるチェリーの数が少ないため、生産量が少ないためより希少種とされています。
約100名ほどで収穫されたチェリーは、その日のうちに選別や果肉の除去が行われます。
その後、平均水分量が20%になるまでパティオ(乾燥場である広場)で乾燥させ、そこから11%まで乾燥機で調整して乾燥させます。
均質化させるために、約30日間は倉庫で保管され、輸送されます。
このレクレイオ農園で生産されたすべてのコーヒーは、農園からの積み込みや倉庫への格納まで輸送経路の追跡が行われ、商品情報が徹底的に管理されています。
味わいは、苦味とコクのバランスが良く、しっかりとしたコーヒー感が特長です。


11月初旬に入荷した豆は、麻袋ではなく、専用のバッグ(イノベーションバッグ)に入れられて送られてきました。
品質劣化を極力抑えながら、長期保存性にも優れた保管・輸送可能な革新的なバッグみたいです。※写真1枚目と2枚目