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ブラジル産スペシャルティコーヒー(2023.4)
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今月のスペシャルティコーヒーは、【ブラジル ハイーニャ農園~イエローブルボン~】です!
コーヒー生産量世界第一位のブラジルの中でもモジアナ地区は、標高が高く降水量にも恵まれており、特に高品質な豆が取れる産地として有名です。
その地区にある「ハイーニャ農園」からイエローブルボンのコーヒー豆を入荷しました。
1890年に創業した歴史のある農園で、品質向上と環境保護に力をいれています。
この農園で栽培されたコーヒー豆は、2000年頃から何度もカップオブエクセレンスで素晴らしい受賞を果たしています。2013年にはカップオブエクセレンス2位に入賞した経歴のある農園です。
今月のスペシャルティコーヒーは、コーヒーにはたくさんの品種がある中のでブルボン種です。
小粒で病気や害虫に弱く、収穫も年に1回もしくは2回が一般的ですが、この品種は2年に1回しかできないので、手入れが大変でなおかつ大量生産が難しい品種です。
そんな生産量の少ないブルボン種の中でも通常は熟すと赤くなる実が、黄色くなる実があります。
この黄色くなる実を「イエローブルボン」といい、ブルボン種の中でもより希少で、赤い実と比べて、甘みが強く濃厚なコクが特長です。
また、イエローブルボンは、ブルボンアマレロとも呼ばれています。※「アマレロ」はポルトガル語で「黄色」を意味します。
この農園では、そのイエローブルボンを栽培しており、黄色く熟した実だけを一粒ずつ手摘みして、果肉を取り除いていきます。収穫後、発酵処理は行わずに粘着質がついたまま乾燥させます。
乾燥させる際には、地上1メートル程度のところに網を張りその上で、直射日光を避けて時間をかけてじっくりと乾燥させます。
そうすることで、付着している粘着質の甘みが浸透していきます。
酸味と苦味のバランスのとれた、まろやかな口当たりに、豊かなコク、香りと同時に甘味も感じられる味わいになっています。